
Q1:木材利用工法は、コンクリートや鋼材を使用する工法に比べ、
CO2の放出量がどの程度削減されるのか?
A1:資材別のCO2放出量については次表―1、2の文献数値があります
表―1、2からスギ材は、防腐処理加工までのCO2放出量66kg/m3、コン
クリートは練り上げ完了までが440 kg/m3となっています。

A2:工法別のCO2放出量の比較
前記の資材別CO2放出量により、木製校倉式工法とコンクリート構造物の
CO2放出量を、次の条件によって試算した結果は、表―3のとおり、木製
工法による大幅な削減となります。
(1)ダム類の規模構造等
ダムは同一延長、同一高、同一の越流水深によって
決定された構造で比較する。
@ 工法別の規模、資材等
木製校倉式ダム コンクリートダム
延長 19.50m 19.50m
堤高 5.00m 5.00m
体積 134.10m3 114.43m3
資材 木材 20.95m3 コンクリート114.43m3
A 比較の条件
1・CO2の放出量は@のダム工設置に必要なコンクリート量及び
木材量によって算定する。
2・コンクリートは、練上げ完了までとし、運搬、型枠の組立・
撤去、打設養生等の工程は含めない。
3・木材は、保存剤の注入加工までとし、運搬、組立、中詰工程
は含めない。
(2)擁壁類の規模構造等
擁壁は、同一延長、同一高、同一面積のもので比較する。
@ 工法別の規模、資材等
木製校倉式擁壁 コンクリート擁壁
延長 20.00m 20.00m
直高 2.50m 2.50m
面積 52.20m2 52.50m2
資材 木材 6.61m3 コンクリート 27.50m3
A 比較の条件(前記のダム工と同条件で行う)
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