
Q1:校倉式工法は、丸棒を圧縮した後に保存剤を加圧注入すると言う
が他の工法でも防腐加工丸太を使用している。耐久性の面でどう
違うのか?
A1:耐用年数
(1)総括―5の耐久性で説明のとおり、20年を経過した試験地でもほとんど
劣化がみられません。このことから耐用年数は30年以上と推定します。
(2)圧縮加工、加圧注入した校倉式の部材は、一般的な防腐加工丸太に較べ、
特に接地耐久性が優れていると言えます。
Q2:圧縮注入した防腐丸太を使用したとしても、耐用年数後に腐朽し
たら擁壁も法面も崩壊する危険性があるのではないか
A1:崩壊発生の危険性
(1)工後20年程度、斜面が安定状態で推移すれば、特に苗木の植栽をしない
場合でも自然植生の侵入により、通常は森林(地山)状態に復旧します。
(2)ほとんどの施工地では、法面の緑化が行なわれますので、地山状態への
復旧期間は更に短縮されます。
(3)従って、耐用年数後にたとえ木材が腐朽したとしても、木材が土に還元
するだけで崩壊の発生などは考えられません。
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