
Q1:木製校倉式工法は、曲線部の土留工や護岸工でも施工できるのか?
A1:自然曲線に近い仕上がり
曲線部でも比較的容易に施工できます。使用する木材(壁材)が通直であ
るため、曲線半径に対応したスパン長に区切り、この部分を屈折点とする
連続施工をすれば自然曲線に近い擁壁となります。
A2:コンクリートブロック積より曲線施工が容易
特に壁面勾配のある曲線部は、基礎部と天端部に延長差が生じるため、コ
ンクリートブロック積では、施工が困難であり、仕上がりもやや不自然と
なります。これに対し、木製校倉式工法の部材は木材であり、長さの調整
が簡単にできるので、施工も容易です。
A3:曲線部の設計施工
曲線部での設計と施工を容易、かつ円滑にするため当社では、
・曲線半径に対応するスパン長の標準
・曲線半径及び擁壁高と壁材長の関係表
を作成しています。このため、実施設計の展開図も速やかに作成できます
ので、ご用命下さい。

曲線基礎部の組立中 曲線部完成直後の一例
Q2:曲線半径がどんなに小さくても対応できるのか?
また、路面勾配の変化に対してはどうか
A1:曲線施工の限度
・現在では、壁材長の標準を2.00mとしていること。
・曲線の自然性を確保すること。
この二つの理由から、曲線半径R=10.0m以上を原則としていますが、最
小8m程度であれば、施工できます。
A2:路面勾配の変化にも対応
勾配変化点の壁材長を増減することにより、路面勾配の変化に応じた設計・
施工ができます。

屈折部の接合状況 路面勾配変移点
(−4%から+8%)の完成4ヶ月後の状況
A3:曲線(屈折)部の材長
曲線部では、擁壁の前面長と背面長が異なると共に、高さごとに材長が漸
減又は漸増します。下図は外曲線の場合の前面長と背面長の一例を示した
ものですが、屈折角度が大きくなるほど、前後の材長差も大きくなります。

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